コバエ対策

生活

暖かくなるとどこからともなく現れて、油断すると増えていくコバエ達。

今まで住んでいた家では特別な対策をしなくても気にならなかったのですが、現在住んでいる家が

  • 川沿い
  • 飲食店近く
  • 山の近く

というコバエの出やすい条件をそろえているせいか、どうしてもコバエが気になるようになりました。

たくさんのコバエ対策を調べ、実践してきたので

  • コバエの種類
  • 種類別の対策
  • おすすめの対策グッツ

などについてまとめてみました、コバエに困っている方の参考になると幸いです。

家に出るコバエ

コバエにはたくさんの種類があります、そのなかで主に家に出るコバエの種類と特徴を調べました。

種類によって発生する場所が違うため、特徴を知って効果的に対策しましょう。

ショウジョウバエ

  • 体長2ミリ程度
  • 生ごみに集まる
  • 春から秋が活発、真夏は暑すぎて活動が鈍る
  • 成虫になるまでの期間 10日
  • 成虫の寿命 約1か月

ノミバエ

体長2ミリ程度

生ごみに集まる

成虫になるまでの期間 2週間

成虫の寿命 約10日

チョウバエ

体長5ミリ程度

風呂などの排水溝に集まる

成虫になるまでの期間 3週間程度

成虫の寿命 2週間

キノコバエ

体長1~2ミリ

観葉植物などの土に発生

成虫になるまで 1か月程度

成虫の寿命 4~10日

侵入させないためのコバエ対策

コバエを寄せ付けないためによくゴミをためないなどの対策があげられていますが、

自分の家ではゴミどころか野菜を切ったり食事をしているだけでもどこからともなくやってきて周りを飛び回り食べ物に突撃してくるので、食べ物のにおいを0にすることは難しいと思いました。

まずは侵入されないためのコバエ対策に力を入れて取り組みました。

コバエの侵入経路を塞ぐ

最初に試したコバエの侵入対策は、侵入経路になりそうな隙間を塞ぐことでした。

  • 窓を閉め切り換気扇を回す
  • 換気扇にはフィルターを付ける
  • 家にある隙間を養生テープでふさいでみる

などの入り口を塞ぐ対策を試みました。

しかし、これらの対策をしても食事中には必ず現れるので、どこから入ってきているのかひとつづつ気になるところを改めて塞ぎながら調べました。

特定したコバエ侵入経路

  1. 古い窓の隙間(閉じた状態)
  2. 換気口の隙間(フィルターあり)
  3. 玄関

窓が古くなると閉じた状態でもコバエが入れる隙間があるそうです、隙間用テープなどで塞いで対応しました。以降コバエが激減したので閉まった状態の窓も油断できません。

換気口は換気扇用フィルターで塞いでいたのですが、フィルターと換気口の隙間から進入中のコバエを見つけました!養生テープでしっかり隙間を閉じ、侵入防止しました。コバエは体が小さいのでほんの少しの隙間からでも入ってこられるので要注意です。

最後に玄関ですが、これは出入りの際に入ってきたり、荷物などにくっついて入ってきたりしていたようです。

網戸用の虫よけスプレーで外から玄関扉に定期的にスプレーし、中には虫よけ芳香剤を置くことでほぼ入ってこなくなったように思います。

侵入を防がないと殺虫剤などのコバエ対策はきりがなくなります、なんとしても侵入経路を見つけ出してしっかり対策しましょう。

家の中で増やさないためのコバエ対策

家に侵入された時のコバエ対策です、一度侵入されると室内でしっかり増えるので基本的なコバエ対策も大変重要です。

生ごみ対策

生ごみはビニール袋に入れて蓋つきのゴミ箱に捨てる

毎日捨てていたらにおいも漏れにくく、もしコバエの卵を産み付けられていてもビニール袋から出てこられません。

ゴミ箱のふたにはコバエ専用の消臭剤をつけるとより効果的です。

ゴミに出すまで冷凍庫で保存するという人もいます、自分は冷凍庫に余裕がないのでやっていませんが腐らないのでにおい対策にかなり効果的だと思われます。

排水溝対策

生ごみを毎日捨てていても、侵入したコバエに排水溝に卵を産み付けられてしまうとそこから増えます。

日ごろから排水溝を清潔に保ち、コバエが発生した時は特に熱湯や漂白剤などで掃除すると幼虫や卵を駆除できます。

「うじ殺し」という商品もあるようです。

幼虫と成虫では効果のある殺虫剤が異なるので、ハエや幼虫の発生源に散布すると効果的です。

排水溝の他にもトイレやゴミ箱、冷蔵庫などの外に出ている食品など、どこにでも卵を産み付けられる可能性があるので侵入されたときはしっかり掃除しましょう。

その他のコバエ対策

電撃捕虫器

光で虫をおびき寄せて電気で駆除する機械です。

薬剤を使わないのでペットやお子さんのいるご家庭でも安心して使用できます。

また、薬剤は効果がずっとは続きませんが電撃捕虫器ならずっとつけていられるので侵入したコバエが増える前に駆除できます、電気代もずっとつけていても一日2円程度なので殺虫剤を毎日まくより経済的です。

ただし、製品によっては効果に差があるようです。

私が購入したものは今のところ一匹も捕獲していませんが、何か対策をしているという心の平穏のためにつけ続けています。(電撃捕虫器が捕獲する前に殺虫剤で退治しずぎなのかもしれません…)

絶大な効果があったとレビューしている人もいるので、コバエにお困りの方は試しに使ってみられるといいかと思います。

部屋の温度と湿度を下げる

コバエは気温が30度前後で湿度が70%以上の高温多湿な環境で活発に活動します。

室内を高温多湿な状態にしないことが害虫対策にいいと聞いたので、コバエが暮らしにくい環境を作るために一日数時間全部屋にいきわたるように16℃で除湿しました。

結局食べ物のにおいがすると侵入してくるので、飛んで移動できるコバエに対しての効果はよくわかりませんでしたが、コバエの侵入を防ぐのが上手くなって16℃の除湿をしなくなった年はダニが大量発生してしまいました。

コバエにおびえていたこともあり、掃除洗濯などはかなりしっかりしていたのですが、湿気がこもりやすい家なのでしょうか…。

虫対策として室内の除湿はかなり効果があると思います。

対策グッズ紹介

おすすめ殺虫剤

色々な殺虫剤を試して、個人的にしっくりきた・効果があったものです。

コバエワンプッシュプレミアム

空間駆除のできるタイプのコバエ用の殺虫剤です。

窓や換気扇を閉じて4畳1プッシュで効果があるそうです、部屋の中で増えてしまった場合やコバエを見つけたけど逃がしてしまった場合にいいと思います。

自分が使う際は、住んでいる地域のせいなのか耐性が高い個体が多いようでした。

コバエ用のものでないと殺虫剤の利きが悪く、見かけるたびに何プッシュもしてしまっていますが、

今のところ体調が悪くなったことはありません。

適用害虫はショウジョウバエ、ノミバエ、チョウバエ、キノコバエと、家庭内によく出るハエに効果があり、常にストックを用意している殺虫剤です。

いろいろなメーカーで似たような空間駆除用の殺虫剤があるのでそちらでもいいと思います。

おすだけ虫こないアース

網戸・窓ガラス用の殺虫剤ですが自分は玄関周りのコバエを遠ざけたかったので玄関ドアに使用しました。

適用害虫はコバエだとキノコバエ、チョウバエのみなので気休めかもしれませんが記載のないGやテントウムシも玄関扉前で動かなくなっていたので他のコバエたちにも多少の効果はあるかもしれません。

90×180cmに4プッシュで3か月の駆除、虫よけ効果があるそうです。(使用環境により異なる)

我が家ではコバエが侵入するたびにスプレーしなおしていました、確実にこのせいかはわかりませんが、コバエの侵入が以前と比べてかなり少なめですみました。

芳香剤・消臭剤

ダイソー 虫よけゼリー

コバエはにおいに敏感だと聞いて気休め程度に玄関や窓、換気口の前に置いてみたところ、侵入してくるコバエの数が減ったように感じました。

いろいろな対策を同時に試したのでどのくらい効果があるかはわかりませんがにおいも嫌いではなかったので常にストックしています。

ゴミ箱の消臭力コバエよけ効果プラス

蓋つきゴミ箱の裏に張り付けたり、フックで吊り下げて使います。

忌避剤が入っており、消臭とコバエ除けの効果が約一か月続くそうです。

アース サラテクトミスト

虫よけスプレーです。

コバエへの効果は記載されていませんが、コバエが外からくっついて入ってくると嫌なので帰宅前につけていました。

いろいろなメーカーの虫よけスプレーがあるのでそちらでもいいと思います。

侵入防止グッズ

コバエを侵入させないために使ったものです。

  • 古い窓のサッシの隙間
  • 換気口の隙間
  • 玄関の隙間

に使用しました。

換気扇フィルター

百円ショップやドラックストアなどで購入できます。

テープで止めるものや粘着シートタイプのものがあります、コバエはシートの隙間からも入り込めるので粘着タイプのものを貼った上から養生テープでシートの境目をきっちりふさぎました。

隙間テープ

百円ショップやホームセンターに色々な種類のものがあります。

窓の冊子の隙間、玄関の隙間にはりました。

玄関はあまり隙間がなかったので明かりを消した状態で外の光が見える部分に貼りました。

窓はサッシの隙間に上下左右ぐるりと囲むように貼ります。

まとめ

以上、コバエ対策についてまとめてみました。

今まで虫が苦手なほうではなかったので、コバエが苦手だという人の気持ちが全然わかっていませんでした。

田舎で隙間だらけの家に住んでいたころもあり、いろいろな虫がいたのでコバエの存在感はかなりうすかったです。ほかの虫がたくさんいる中では、虫の中で生態系があるのか一種類の虫が大量発生するということもありませんでした、

コバエは人を刺したり噛んだりしませんが、大量発生させてしまうと思っていた以上に生活の質が落ち、いい大人が本気で泣いて引っ越しを検討するほど悩みました。

そして大量発生しやすい環境・地域では、個人的にGよりも対策が難しい害虫だと思います。

大量に発生して、何をしてもなかなか効果がないところが本当に困りました。

かなりの対策をしてきたので少しでもコバエにお困りの方に参考になると嬉しいです。

諦めず対策してコバエの出ない穏やかな毎日を手に入れましょう!

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